羽黒神社 はぐろじんじゃ

鎮座地 栃木県芳賀郡茂木町大字桧山369
神社への交通
    真岡鉄道茂木駅より6㎞

祭神名及び御神徳
【主祭神】稲倉魂命(うがのみたまのみこと)
      五穀豊穣・殖産興業・招福
例祭日 
 大祭 10月27日
 小祭 2月27日

由緒沿革
 創立年代は不詳であるが口碑によると、康永3年(1344年)桧山村の御越山の頂きに鎮座されたと伝えられる。御櫻町天皇の御代明和5年(1768年)9月、御越の地から現在地に遷され本殿が再建された。江戸期には羽黒山大権現として信仰を集めた厳しい社であった。氏子の崇敬は極めて篤いものであり、安永2年(1773年)には正月祭器具および大長持を新調し、祭り当家が持ち回りで丁重に保存した。拝殿は老朽化に伴い昭和30年11月に改築され現在に至る。秋は大祭として新嘗祭が斎行され、当組と次年当組が祭りに参加し、当組より新しい注連縄が奉納される。拝殿にて行われる直会の場では年の当屋が引き継がれる。春は小祭として祈年祭が当組の参加により盛大に行われる。神饌には米・酒・餅・水・塩のほか、土地の野菜や赤飯・おしとぎ・野菜の煮しめ等、熟饌も献げられる。