菅釜神社 すがまじんじゃ


鎮座地  栃木県芳賀郡茂木町大字下菅又556
神社への交通
     真岡鉄道笹原田駅より1㎞・JRバス笹原田停留所より600m

祭神名及び御神徳
【主祭神】奥津彦神(おきつひこのかみ)
      竈の神様 
     奥津姫神(おきつひめのかみ)
【末社】
  加茂神社(鳥居有)
  雷神さん (古墳) 烏山のナイル様より勧請(明治)
  大杉神社 (昔周囲に杉の大木があった)

例祭日 11月19日(現在は11月19日前の日曜日)
    他、大杉神社の夏祭りが7月19日前の日曜日に行われる。(詳細下記参照)

由緒沿革
 創立は不詳とされている。光格天皇の御宇文化10年19日(1813年)19日、氏子中にて大幟旗を新調しその奉納祭が盛んに行われていたといわれる。大正13年(1924年)3月29日、拝殿を改築し現在にいたる。
 秋祭りでは当組と来当組、総代、役員が集まりお祭りを奉仕している。甘酒を社頭で沸かしてふるまい暖をとっている。お祭りが終わると神饌をもちより、直会をおこなう。

■『お釜さま』
 社殿前の石段の下、左側に大きな穴がある。ここは水溜まりであり『お釜さま』といわれて、社名の由来であると考えられる。また別の場所に『下菅又字宮下』という地名があり、その裏山がかつて神社の鎮座地であったという口碑が残っている。
■末社の大杉神社では3月19日、総代が参拝をおこなう。7月19日には神輿渡御が行われる。(現在は19日前の日曜日)。氏子中が皆集まり神輿をかつぎ、各戸の玄関まで入る。
 大杉神社は石造りの小さな祠である。その裏側には直径1mにも達する杉の切り株が残っている。この巨木が神社の由来であろう。昭和初期に伐採されたが、今日でも春祭・夏祭が奉仕され、夏祭では氏子が総出で神輿をかつぎ、山間の家々を一軒一軒玄関先まで練り歩く。
■末社の加茂神社には3月15日、総代が参拝をおこなう。雷神様として信仰を集め、3月15日には例祭をおこなう。